憲法裁、セーター首相の解任を支持する判決
経済
タイの憲法裁判所は14日の午後3時30分ごろ(現地時間)、セーター首相の解任を支持する判決を下した。 セーター氏は4月末に実施した内閣改造で、タクシン元首相の弁護士を務めたピチット氏を首相府相に任命。しかし、これが倫理規定を定めた憲法の条項に抵触したとして、首相失職の妥当性の判断を求めて、上院議員40人が憲法裁判所に訴えていた。 憲法裁は14日の判決文で、セーター氏について「倫理規定に違反した」と言及。9人の判事のうち5人が上院議員の訴えを支持した。