シンガポール政府は18日、消費税(GST)の税率を2023年1月に引き上げると発表した。新たな財源を確保することで高齢化などによるコスト増に備えるのが狙い。来年1月にまず現行の7%から1%引き上げ、24年1月にさらに1%引き上げる2段階方式とする。増税の計画は2018年に発表していたが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済低迷などを受け、実施を見送っていた。