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米国が追加制裁、総司令官の妻や経済閣僚に

経済

米財務省外国資産管理室(OFAC)は2日、国軍が統制するミャンマー政府への制裁強化を発表した。国軍の最高意思決定機関「国家統治評議会(SAC)」の構成員、幹部の家族、国軍が任命した経済閣僚ら22人と、国軍と関わりの深い4企業が対象。SACトップのミン・アウン・フライン総司令官ら幹部の妻や、投資・対外経済関係相を務めるアウン・ナイン・ウー氏も含まれた。 米政府は、制裁対象の米国内の資産を凍結するとともに、米国市民や法人などとの取引を、ほぼ全面的に禁止する。