NNA ASIA

昨年度GDP7.3%減、統計史上初のマイナス

経済

インドの2020/21年度(20年4月~21年3月)の国内総生産(GDP、速報値)は、実質ベースで前年度比7.3%減だった。新型コロナウイルス感染症の影響で、政府が統計を取り始めた1996/97年度以降で初のマイナス成長となった。 四半期別のGDPは、第1四半期(20年4~6月)が前年同期比24.4%減、第2四半期が7.4%減、第3四半期が0.5%増、第4四半期が1.6%増。新型コロナ対策の全土封鎖で第1四半期の経済活動が大きく停滞し、続く第2四半期もマイナス成長となったことが響いた。