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高速鉄道計画、撤回へ=財政健全化を優先

経済

マレーシアのマハティール首相は28日、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道(HSR)計画を撤回する方針を明らかにした。巨額の隠れ債務が発覚した国家財政の健全化を優先させる。HSR事業は2026年末の開通を目指し、昨年12月からインフラ管理会社(アセット・コー)の国際入札が開始されていた。 政権交代により親日派のマハティール首相が誕生したことから、HSR事業への日本連合の参画に期待が高まっていた。