2018年最初の第1位には、「【年始特集】アジアで高まる中国の存在感 日本企業に何らかの影響、7割」を選びました。NNAが中国のアジア進出が日本企業に与える影響について駐在員ら585人に聞いたところ、中国製ライバル商品・サービスの流入や通貨政策など何らかの影響がある、ありそうだとの回答が7割弱に上りました。最も影響があるとされたのが「中国製ライバル商品やサービスの流入」で36.4%。「(中国製の)品質が向上しており『安かろう悪かろう』ではなくなってきている」などの意見もありました。アジアで中国の存在感が高まっており、日本もどう付き合っていくのかが問われています。
記事一覧
- 第1位 【日本】【年始特集】アジアで高まる中国の存在感 日本企業に何らかの影響、7割
- 第2位 【ASEAN】ASEAN新車販売は332万台 17年、薄氷踏むプラス成長
- 第3位 【韓国】現代自が東南アジア戦略加速 工場設立を検討、主力市場不振で
- 第4位 【フィリピン】【リーダーに聞く】三菱商、鉄道と不動産に商機 アヤラ財閥との提携生かし
- 第5位 【タイ】トヨタ、18年販売30万台狙う 6年ぶりプラスへ、輸出は横ばい
- 第6位 【中国】大気汚染規制に製造業苦悩 設備導入要求、日系も対応に奔走
- 第7位 【ミャンマー】後発各国が最低賃金引上げ 縫製業は警戒、競争力失う恐れ
- 第8位 【インド】世界3位の鉄鋼業界にメス 破産危機メーカー、安値で売却へ
- 第9位 【シンガポール】ヨックモック、4月に2号店 売れ行き好調、カフェ業態も検討
- 第10位 【マレーシア】イオン、オンライン宅配を開始 宅配代行オネストビーと提携
自国優先主義を貫く米トランプ大統領が世界に懸念材料をまき散らすなか、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」や国際開発金融機関のアジアインフラ投資銀行(AIIB)を主導する中国がグローバル経済秩…
NNAがまとめた東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国の2017年通年の新車販売台数は、前年比5.3%増の332万33台だった。2年連続のプラス成長となったが、過去最高を…
韓国の現代自動車が東南アジア戦略を加速させる。このほどベトナムとインドネシアに生産工場を設立する方向で検討に入った。シンガポールの配車アプリ大手グラブに投資して、電動車両とヒトの移動全般にかかわる…
1954年にフィリピンに進出した三菱商事は、発電、不動産、インフラ建設、小売り、製造、貿易など幅広い事業に参画している。ここ数年は大規模な住宅開発を進めているほか、昨年は同社として初めてフィリピンで…
トヨタ自動車は16日、タイの首都バンコクで記者会見を開き、同国における2018年の新車販売と輸出台数で、それぞれ30万台を目指す方針を明らかにした。販売は前年比2桁増と大幅な上積みで6年ぶりのプラス成…
中国で大気汚染が最も深刻な京津冀地域(北京市、天津市、河北省)は昨年までに、国務院(中央政府)が2013年に定めた「大気汚染防止行動計画」(通称「大気十条」)で掲げられた改善目標をそれぞれクリアした。…
低賃金を武器に縫製業などの投資を誘致している後発国のミャンマーやカンボジアで、最低賃金引き上げの動きが活発になっている。カンボジアでは縫製業に適用される法定最低賃金が1月から前…
世界3位の粗鋼生産量を持つインドの鉄鋼業界にメスが入る。月内に、破産危機にある鉄鋼メーカーの資産売却手続きが始まる見込みだ。巨額の負債を抱えていることから安値で売られる可能性が高く、大手のタタ…
老舗洋菓子メーカーのヨックモック(東京都千代田区)は18日、シンガポール2号店を4月1日に開業すると明らかにした。今月1日にオープンした1号店が予想を大幅に上回る好調な売れ行きを見せており、同国で…
イオン・マレーシアは、実店舗とオンライン販売を統合する「オムニチャンネル」化に乗り出した。同社は24日、宅配代行のオネストビーと提携し、食材宅配事業を開始すると発表した。両社は今後も連携を強め、…