コラム:テイクオフ


開催中の五輪で、性的少数者を公言する選手が活躍している。インドからも1人。アジアでは公言する選手が少ないそうだが、台湾はアジアで初めて、同性婚が認められた国として知られている。

同性婚の法案はもともと、「婚姻の多元化」を実現するためのものだったと、台湾人から聞いたことがある。いわく、性別に関係なく友人同士でも、家族になることを認める内容。目的は本人がもしもの状況に陥ったときに「延命治療をするかどうかの判断はこの人がします」というような、生き死ににかかわる責任の所在をはっきりさせることだったという。

先進的な法案だったのに、検討が進むうちに同性婚だけがフィーチャーされて今の形になったのは残念だと、その台湾人は嘆いた。もともとの法案は社会的少数者である未婚者や離婚者にもありがたい内容だと感じて、一緒に残念がったのを覚えている。(天)


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