2019年2月の第1位は、総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスがタイの首都バンコクに1号店を出店した記事「ドンキがタイ1号店オープン 域内2カ国目、他店の半額以下も」でした。
記事一覧
- 第1位 【タイ】ドンキがタイ1号店オープン 域内2カ国目、他店の半額以下も
- 第2位 【インドネシア】18年GDP成長率は5.17% 3年連続加速、消費・投資けん引
- 第3位 【フィリピン】フィリピン初の地下鉄が起工 最大のインフラ事業、日本が支援
- 第4位 【香港】粤港澳大湾区計画の綱要発表 大方針示す、イノベ推進へ
- 第5位 【ミャンマー】華為、東南アの対応に温度差 安全懸念や米中摩擦の間で揺れ
- 第6位 【ラオス】HOYA、ラオスに新工場 HDD基板製造、世界拠点に
- 第7位 【中国】春節の海外旅行700万人予測 前年比7.7%増、日本は人気2位
- 第8位 【韓国】現代自、過剰生産が深刻に 中国工場の稼働率は5割以下に
- 第9位 【シンガポール】力強い経済成長実現へ企業支援 政府、外国人雇用規制は厳格化
- 第10位 【カンボジア】日通、多機能倉庫を建設 12月稼働、柔軟対応で需要開拓
総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH、旧ドンキホーテホールディングス)はあす22日、タイの首都バンコクに同国1号店となる「ドンキモールトンロー」をオープンする。アジア進出はシンガポールに次ぐ2カ国目。中核テナントとなる東南アジア向けブランド「ドンドンドンキ」では、一部の商品を他店よりも半額以下に設定。訪日旅行者数が増えるタイで「驚安の殿堂」の出店拡大を目指す。…
インドネシア中央統計局は6日、2018年の国内総生産(GDP)成長率が、物価変動を除いた実質で前年比5.17%だったと発表した。投資や消費活動が成長をけん引し、17年の5.07%を上回った。3年連続で成長率が加速したが、政府目標の5.4%には届かなかった。18年第4四半期(10~12月)の実質GDP成長率は前年同期比で5.18%、前期比では1.69%減だった。…
フィリピン政府は27日、マニラ首都圏の地下鉄敷設事業の起工式を実施した。ドゥテルテ政権のインフラ整備計画「ビルド・ビルド・ビルド」のフラッグシップ事業75件の中で事業費が最大(約3,570億ペソ=約7,580億円)の案件で、同国初の地下鉄となる。日本から資金や技術などの支援を受け、向こう3年以内の部分開業を目指す。…
中国国務院(中央政府)は18日、広東省、香港、マカオの経済協力を強化する構想「粤港澳大湾区」に関する計画の綱要を発表した。全11章で構成し、大湾区の戦略的位置付けや都市別の機能・役割を盛り込み、イノベーションの推進や交通インフラの整備加速などを明記した。綱要は大きな方向性を示したもので、大湾区エリア内の政府が今後詳細を詰める流れになるとみられる。…
東南アジア諸国連合(ASEAN)域内で、第5世代(5G)移動通信システムへの参入を図る中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)への対応に温度差が出てきた。各国の反応の違いには、ファーウェイ製品のセキュリティーリスクの捉え方に加えて、米国や中国への配慮の大小が反映されているとみられ、同社への対応は今後も揺れそうだ。…
HOYAは、約300億円を投じてラオスの首都ビエンチャン郊外に新工場を建設する。2020年6月までの稼働を目指し、IT世界大手が運営するデータセンターなど向けに3.5インチのハードディスクドライブ(HDD)用ガラス基板を生産する。生産能力が限界に近づいているベトナム工場とのリスク分散を図る狙い。市場が伸びている3.5インチHDD基板の世界拠点の一つに育て、同基板の世界シェアを21年までに現在の約10%から30%に引き上げる計画だ。…
5日の春節(旧正月)を中心とした大型連休期間中、中国では延べ700万人が海外旅行に出かける見通しだ。大手オンライン旅行会社(OTA)の携程旅行網(シートリップ)が先ごろ予測をまとめた。前年同期の650万人(予測ベース)から7.7%増えることになる。人気の渡航先上位3カ国はタイ、日本、インドネシアとなっている。…
韓国自動車最大手の現代自動車が中国市場で過剰生産と販売不振に苦しんでいる。韓国自動車産業協会によると、現代自動車の中国における2018年の生産台数は80万6,214台で、米軍の高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐり中韓関係が悪化した前年(82万7,941台)をさらに下回った。現代自の中国国内での年産能力(181万台)と比べると、稼働率は44.5%にとどまる。地場メーカーの追い上げもあり、今後も販売台数の大きな伸びは期待できず、過剰な生産能力が深刻な経営上の課題として浮上している。…
シンガポールのヘン・スイキャット財務相は18日、2019年度(19年4月~20年3月)予算案発表に合わせて、力強い経済成長を継続させるための各種支援策を打ち出した。企業のハイテク化やイノベーション(技術革新)創出を後押しする。世界情勢の先行き不透明感が広がる中、成長推進に向けて経済変革を加速させる。一方で、外国人労働者政策の見直しも行い、サービス業で「外国人労働者比率上限(DRC)」の基準を厳格化する。…
日本通運は、カンボジアの首都プノンペン郊外に多機能倉庫を建設する。投資額は10数億円とみられ、2019年12月の稼働を目指す。効率的な流通加工業務やドライポート(載せ替えターミナル)の機能を自社で備えることで、多様化する顧客の要望に柔軟に対応していく考えだ。タイに接続する国道5号線の拡幅やタイ国境でのトラック専用ゲートの開通が20年にも見込まれているため、他社に先駆けて事業体制を整え、需要を開拓していく。…