2018年9月の第1位はインドネシア版の「ルピア安が通貨危機の水準に 外的要因背景、外貨準備に不安も」でした。
記事一覧
- 第1位【インドネシア】ルピア安が通貨危機の水準に 外的要因背景、外貨準備に不安も
- 第2位【香港】乗車には早めの行動必要 広深港高鉄ルポ
- 第3位【タイ】EEC後は「南部経済回廊」 東アから南アへのゲートウエーに
- 第4位【フィリピン】伝統ジプニー、あと2年で幕 17万台廃車、新PUVの商機に
- 第5位【日本】【重慶バンコク】高付加価値化を目指す重慶 (2)内陸部は奥地か玄関口か
- 第6位【マレーシア】SST導入、課税は6405品目 年内は調整や変更も=財務相
- 第7位【ミャンマー】中国と経済回廊建設で覚書 ミャンマーの親中姿勢、鮮明に
- 第8位【インド】EV新目標、5年で15%普及 政府は規制緩和で後押し
- 第9位【中国】米が対中追加関税第3弾 24日発動、2000億ドル分対象
- 第10位【ベトナム】JICA「極めて遺憾」、円借款報道に
インドネシアルピアの為替相場(参照レート)が8月31日、前日から0.38%安の1米ドル=1万4,711ルピアとなった。一時は1990年台後半のアジア通貨危機以来20年ぶりの水準となる安値まで下落しており、インドネシア中央銀行が通貨防衛のため市場介入した。…
23日に香港区間が営業運転を開始した高速鉄道「広深港高鉄」。広州をはじめ中国本土都市と香港を結び、経済効果に期待が高まっているが、実際のところその使い勝手はどうなのか。開業日に香港側の西九龍駅で乗車券の受け取りと出入境手続きを体験して分かったのは、乗車券の入手経路が限られる日本人は早めの行動が必要になるということだ。…
タイ政府が南部4県(チュンポン、ラノン、スラタニ、ナコンシータマラート)の交通インフラ整備や観光、農業振興を柱とする「南部経済回廊(SEC)」計画を明らかにした。半島東側のタイ湾と西側のアンダマン海を結びつけ、東アジアから南アジアへのゲートウエーとする構想。東部3県の経済特区(SEZ)「東部経済回廊(EEC)」に続く国家級の開発計画だ。…
フィリピンの運輸省は、伝統的なジプニー(フィリピン式乗り合いバス)17万台の運行を向こう2年以内に停止させる方針だ。強制的な廃車も検討している。実現すれば公共交通車両(PUV)近代化プログラムがさらに進展することとなり、次世代ジプニーを製造する企業や公共交通システムの開発会社などの商機となりそうだ。…
中国の重慶市では、従来の二輪車に加え、2000年以降に自動車、10年以降にパソコン生産が発展した。20年までには半導体関連や産業用ロボット製造へと高付加価値型産業へのシフトを目指す。しかし、日本企業はその存在感を示していない。重慶市や周辺省区は東南アジア諸国連合(ASEAN)との結び付きが強いだけに、在ASEANの日本企業は、中国内陸部を「奥地」とは考えず、急ピッチで進む物流インフラや産業集積の動向を注視する必要はありそうだ。…
マレーシアで9月1日に新税制SST(売上・サービス税)が施行された。8月末日で廃止されたGST(消費税)は消費者から幅広く徴収したのに対し、SSTは製品の出荷時とサービスを受ける時のみに適用される。課税対象は6,405品目で、GSTの1万1,197品目から大幅に絞り込んだ。…
ミャンマーと中国の両政府は両国間を結ぶ高速道路整備などを含む「中国・ミャンマー経済回廊」の建設を共同で進める覚書を結んだ。中国国家発展改革委員会が11日までに明らかにした。同回廊の推進については、昨年末に両国首脳が合意していたが、覚書の署名により担当省庁間の確認が行われた格好。ミャンマーの親中姿勢は鮮明になっている。…
インドのガドカリ道路交通・高速道路相は、5年後に電気自動車(EV)の普及率を15%以上とする新たな目標を打ち出した。達成に向けて、商用車を運行する際に求めている認可取得の義務や、完成車メーカーが車両をテスト販売するために必要な要件を撤廃した。インド自動車工業会(SIAM)が6日に首都ニューデリーで開いた第58回年次総会で発表した。…
米通商代表部(USTR)は17日、2,000億米ドル(約22兆3,900億円)相当の中国からの輸入品に24日から10%の追加関税を発動すると発表した。2019年1月1日からは関税率を25%に引き上げる。知的財産権の侵害などを理由にしたトランプ米政権の対中追加関税は7月6日、8月23日に続く第3弾。中国商務省もこれに対抗して18日、報復を明言した。…
ベトナム財務省が「日本の政府開発援助(ODA)案件で雇用する専門家の報酬が高い」などとする報告書をグエン・スアン・フック首相に提出したとの報道を受けて、国際協力機構(JICA)ベトナム事務所は4日までにNNAに広報を通じて「事実関係の確認や具体的な根拠が示されないまま批判がなされている」として一連の報道を「極めて遺憾」とコメントした。…