2016年4月の1位はフィリピンで「パナマ文書」が波紋を広げているというニュースです。日本ではなぜかあまり問題になっていないようですが、フィリピン以外にマレーシアでも政府関係者が、タイでも著名実業家が違法行為に関与したと取りざたされるなど、アジアでは大きな注目を集めています。
2位、5位は熊本地震を受けて渡航に警告が出たり、ツアーが中止になったりした記事です。半面、フィリピンの宗教団体が支援物資を送り、香港の民間団体が募金を始めるなど支援の輪は広がっています。
10位は食生活の変化に伴い、ベトナムでも糖尿病患者が増えているとの記事。同国に限らず、シンガポールでは政府が予防チームを立ち上げ、香港では患者の若年化が進むなど、アジアでも広く問題となっているようです。
記事一覧
- 第1位【フィリピン】「パナマ文書」問題、比にも波及
- 第2位【香港】熊本県渡航に黄警報、地震受け=香港政府
- 第3位【韓国】現代自の2工場、部品調達できず生産停止
- 第4位【マレーシア】ホンダ、今年の海外メーカーシェア1位維持に自信
- 第5位【シンガポール】九州ツアー催行中止も、熊本地震受け
- 第6位【ミャンマー】外国直接投資、30年に累積1400億ドル誘致目標
- 第7位【タイ】大同特殊鋼が鍛造機を稼働、変速機向け部品生産
- 第8位【インドネシア】共同印刷、ラミネートチューブ製造社に出資
- 第9位【中国】中国の人口、13.7億人に=少子高齢化進む
- 第10位【ベトナム】糖尿病患者400万人超、過去10年で倍増
各国の著名人などによるタックスヘイブン(租税回避地)の利用実態を暴露した「パナマ文書」が流出し、世界を揺るがしている問題がフィリピンにも波及している。フィリピンからは、国内最大の富豪であるヘンリ……
香港政府は16日午後、同日未明に熊本県でマグニチュード(M)7.3の大規模な地震が発生し、その後も余震が続いてることを受けて、同県への渡航について「黄警報(渡航注意勧告)」を発令した。黄警報は3段……
韓国・現代自動車の2工場で、下請け会社間のトラブルで部品が供給されず一部ラインの稼働が停止したことが分かった。現在、生産は正常化している。現代自蔚山工場の「スターレックス」生産ラインが……
ホンダ・マレーシアは今年、昨年に続き国内の新車市場で海外メーカー1位の座を維持できるとの自信を示している。消費者マインドの悪化で今年の国内の自動車市場は前年比で縮小する見通しだが、ホンダは複数の……
熊本県を中心に発生した地震を受け、シンガポールの旅行会社で一部の九州行きツアーを見合わせる動きが出ている。日系旅行会社の担当者は21日、NNAに対して、「(地震発生直後の)15日に出発予定だった……
ミャンマー政府は、外国直接投資(FDI)の誘致目標を、2030年までに累計1,400億米ドル(約15兆5,400億円)とすることなどを盛り込んだ、長期の国家開発計画を準備中……
大同特殊鋼は22日、タイ子会社のダイドー・スチール(タイランド)=DSTH=で、生産効率を高めた新型の鍛造機を稼働したと発表した。月産能力は100万個。東南アジア諸国連合(ASEAN)における自動……
総合印刷会社の共同印刷は、インドネシアのラミネートチューブの製造会社に出資すると発表した。生活・産業資材分野事業では、日本国内向けの化粧品用ラミネートチューブ事業に注力してきたが、インドネシアで……
中国国家統計局は20日、昨年11月に実施した調査で、中国の総人口が13億7,349万人に拡大したと発表した。2010年11月の調査から、5年で3,377万人増加した計算。60歳以上の人口の割合は0~14歳と同じ……
ベトナム国内の糖尿病患者は、人口の5.4%に相当する400万人超に上り、過去10年間で倍増した――。保健省は、このような統計を明らかにした。食生活の変化が主な原因で、患者の低年齢化も進んで……