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2015/06/01(月)

首位は中国の輸入消費財関税の大幅引き下げ、インドネシアでは外食初進出目立つ


2015年5月の1位は日本でも話題となった中国人の「爆買い」に関連する記事です。中国政府が、海外への消費流出の抑制などのために、紙おむつや衣類など輸入消費財に対する関税を平均50%引き下げました。輸入品を電子商取引を通じて中国国内で販売するビジネスは、内外の価格差を利用して成長してきましたが、今回の引き下げの影響を受けそうです。

2位はミスタードーナツがインドネシア1号店を開いたというニュース。「同国消費者に合わせた新商品」がどんな物になるのか注目です。インドネシアではトリドールも海外初の焼き鳥店をオープンしており、同国への初進出が目立ちました。

5位には香港富裕層の資産運用などを行う「日本ウェルス香港銀行」が開業した記事が入りました。昨今の円安も手伝い、日本の不動産購入に関心を持つ投資家が増えているそうです。大京グループも香港で日本の不動産を販売する「インバウンド事業」を本格化するなど、流れが出てきたようです。

中国を「製造大国」から「製造強国」とステップアップさせる政策「中国製造2025」のニュースは9位に入りました。今年3月に李克強首相が初めて言及して注目され、中国国務院(中央政府)が正式に発表したものです。今後5年で原子力発電所へ10兆円の投資が見込まれるなど、大規模な事業となるようです。


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