2015/04/06(月)
香港上場に高い関心、空港関連記事は3本ランクイン
2015年3月の1位は日本企業が香港取引所で上場するという記事です。香港は国際金融市場であり「ゲーミングに理解ある投資家が多い」ことから香港が選ばれたようです。今年後半には香港と中国・深セン証券取引所との株取引相互乗り入れが実現する見通しで、「中国の中小証券会社、相次ぎ香港上場へ」にあるように、関心は高まりそうです。
3位、4位、5位はいずれも空港に関する記事が入りました。3位のタイ・ドンムアン空港には格安航空(LCC)が主に乗り入れており、台湾のLCCも増便を決めたばかりです。
6位はインドネシアの工業地区で日本人学校ができるという、現地日系企業で家族帯同して働く人にうれしいニュース。同じ教育関連では日本企業が現地小学生向けe-ラーニング事業に力を入れる「すららネット、産学連携で小学生の学力強化」もありました。
8位はスズキがインドネシアで生産したスクーターを輸出するという記事。四輪でも「三菱自が18年からMPV輸出」するほか、独BMWもSUVの組立生産を決めており、同国の生産拠点としての重要性はさらに高まりそうです。
記事一覧
- 第1位【香港】ニラクが来月香港上場へ、2.8億ドル調達
- 第2位【インドネシア】山崎製パン、年内に4千店舗で取り扱い
- 第3位【タイ】ドンムアン空港の旅客伸び率、昨年はアジア最高
- 第4位【台湾】桃園空港が北滑走路を改修、観光業推進に影響も
- 第5位【シンガポール】竹中工務店、空港T1拡張を280億円で受注
- 第6位【インドネシア】工業地区に日本人向け学校、幼児教育開始
- 第7位【タイ】北部チェンマイの煙害深刻、観光にも影響か
- 第8位【インドネシア】スズキ、現地製スクーターの輸出開始
- 第9位【中国】2千工場にロボット導入、広東が工業高度化計画
- 第10位【ベトナム】時速200キロ以下の高速鉄道を検討
パチンコホール経営のニラク・ジー・シー・ホールディングス(福島県郡山市)は香港取引所(HKEX)のメーンボードへの上場に向けて、きょう24日から新規株式公開(IPO)を実施する。上場は……
山崎製パンは4日、インドネシアで年内に自社ブランド「マイ・ロティ」の取り扱い店舗数を現在の2倍の4,000店舗に拡大する計画を明らかにした。将来的に同国の市場でシェア1位を獲得する目標も示した。現在……
国際空港評議会(ACI)がこのほど発表した2014年の統計によると、バンコクのドンムアン空港の旅客数は前年比30.8%増となり、アジア太平洋地域の空港で最も高い伸び率だった。……
台湾桃園国際空港は今週6日から、「北滑走路」の改修に着手する。約1年の工事期間中は「南滑走路」1本のみ稼働となり、観光客の呼び込み強化と同空港の利用客増加が期待される一方で、同空港の混雑が激しく……
竹中工務店は3日、チャンギ空港第1ターミナル(T1)の拡張工事を受注したと発表した。受注額は約280億円。2019年の完成を目指し、まもなく工事を開始する。13年末に受注した第4ターミナル(T4)新築……
インドネシアの複合企業リッポー・グループは2日、首都ジャカルタ近郊の西ジャワ州ブカシ県チカランで日本人向けの学校事業を開始すると発表した。まず4月に保育園を開園。将来的には高等教育までを……
北部で煙害(ヘイズ)が深刻化し、住民の健康被害のほか、交通、観光への影響が懸念されている。タイ地理情報・宇宙技術開発機構(GISTDA)によると、今月1~8日、チェンマイ県を含む北部10県の1億……
スズキは2月27日、インドネシアで生産したスクーター「アドレス110」(排気量110cc)の輸出を開始した。同国からスクーターを海外向けに出荷するのは初めて。東南アジアを中心に、日本や欧州、オセアニア……
広東省政府は27日までに、工業全体の発展方向の転換やグレードアップを目指す行動計画「広東省工業轉型昇級攻堅戦3年行動計画(2015~17)」を発表した。工業の情報化やスマート化、ロボット化による生産……
グエン・タン・ズン首相はこのほど、2020年以降、時速160~200キロと比較的低速の高速鉄道を建設することを内容とする「20年までの鉄道発展戦略および50年までの展望」を承認した。……