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2014/10/10(金)

「日本人学校にNECのPC」が1位。「一風堂」の東南アジア進出にも注目。


2014年9月のトップ10は9カ国の記事がランクイン。1位は、「NEC、日本人学校にノートパソコン納入」。廉価の外資系PCを使っていた日本人学校が、ICTを活用した教育を進めるため品質や保守サポートの充実を評価し、日系メーカーのPCに切り替えたという記事。価格だけでなく、付加価値も求められている一面が分かります。

4位は9月に発売された米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)6」絡みの話題。10月17日に発売予定の中国では、転売目的で日本から密輸しようとした疑いで拘束者が出ています。一方、香港では「iPhone6Plus」の転売価格が一時、約25万円につり上がったというのには驚きです。5位の「富裕層は海外移住検討」の記事は、フェイスブック、ツイッターでもっとも多くシェアされ、「いいね!」獲得数は約300でした。

ラーメンチェーン「一風堂」のフィリピン進出を報じたのが、7位のニュース。一風堂は8月末にタイに、10月1日にはインドネシアにもオープンと、「出店攻勢」をかけています。アジアにおけるラーメン人気は高まっており、インドネシアのラーメン事情の特集も組まれています。

8位の「豪州が日本の潜水艦の導入検討」の話題は先月に続きランクイン。交渉の推移とともに、武器輸出三原則を見直しによる「戦後初の武器輸出」がなされるのか注目されています。

10位の中国でのストは、米アップル向けの部品も生産する工場で起きたこともさることながら、会社側が従業員に贈答品の月餅を配らなかったことなど原因とされています。「月餅=福利厚生」の認識は根強いようです。中国の労務関連ニュースは「中国の格安賃金時代が終わる!」でまとめて読むことができます。


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