2008/09/02(火)

麻生氏なら台日関係にプラス、亜東関係協会


福田首相の突然の辞任表明を、台湾一般各紙は2日付紙面の第1面で大きく伝えた。自由時報、聯合報、中国時報いずれも見出しは「電撃辞任」。安倍晋三前首相に次ぐ短期間での首相交代は、台湾メディアでもサプライズと受け取られたようだ。

■麻生氏なら台日関係にプラス

中央社電によると、外交部の陳銘政スポークスマンは1日夜、福田首相の辞意表明を受けて、首相の任期中の台日関係の推進について感謝の意を示した。その上で、台日関係は福田首相の辞任により影響を受けることはないとし、今後も良好な関係を築けるとの認識を示した。

対日外交窓口である亜東関係協会の陳鴻基会長は次期首相の呼び声が高い麻生太郎氏について、台湾に深い感情を持っていると説明。麻生氏が順当に首相に就任すれば台日関係にとってプラスになるとの認識を示した。また陳会長は、麻生氏は自民党政調会長時、新型肺炎(SARS)流行の中を押して台湾を訪問したことがあるとし、同氏の台湾重視を示すエピソードを紹介している。


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