安倍辞任でも外交関係は変わらず=副大統領

安倍晋三首相が先月下旬に訪問したばかりのインドネシア。ユスフ副大統領は「次期首相にだれが就任しても、2国間の外交関係に差異はない」と強調した。外務省広報官は、「わが国は、短い在任中に両国の協力枠組みの基礎を築いた友人をなくした」と述べた。国営アンタラ通信などが伝えた。

また両国は安倍首相の訪問時、二国間の自由貿易協定(FTA)を含む経済連携協定(EPA)に調印しているが、マリ商業相は12日、辞任による影響はないと説明し、不安を打ち消した。

インドネシアでは12日夜にスマトラ南部沖で強い地震が発生したこともあり、現地の新聞も1面は地震一色。安倍首相辞任のニュースは国際面での扱いとなった。

こうした中、全国紙コンパスは唯一社説で取り上げ、「辞任は予想されていたとはいえ、多くの者を驚かせた」と述べた。

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