「電撃辞職」、有力紙が1面トップで報道

安倍晋三首相の辞意表明は、台湾のメディアでも大きく報じられた。13日付の朝刊各紙はいずれもこのニュースを伝え、有力な「4大新聞」のうち、陳政権寄りの自由時報と国民党に近い中国時報は1面で取り扱った。

自由時報は辞任の理由などを詳しく報じ、その上で次期首相候補としては自民党の麻生太郎幹事長が有力と分析した。一方中国時報は、辞任を決意した理由について「3億円の相続税脱税スキャンダルから逃れるため」と、日本の週刊誌情報を交えて伝えている。

台湾の通信社・中央社は12日付で、外交部・王建業スポークスマンの「安倍首相の在職期間中の、台日の友好関係推進に感謝する」とのコメントを伝えている。

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