日豪FTAの進展に暗雲も=豪経済紙

安倍晋三首相の辞任について、豪州では13日付各紙が国際面トップで東京特派員による記事を掲載した。

経済紙オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー紙は、「今回の辞任により日本の経済回復と日豪自由貿易協定(FTA)の進展に暗雲がたれ込める可能性がある」との見方を示した。

またシドニー・モーニング・ヘラルド紙やオーストラリアン紙は、後継候補として麻生太郎・自民党幹事長の経歴などを写真入りで紹介するなど、かなりの紙面を割いた。

一方で大衆紙デイリー・テレグラフ紙のように、国際面トップでは扱わないメディアも。同じく退任論が高まるハワード豪首相の状況と絡めた内容の記事も皆無だった。日本では報じられた同首相やダウナー外相によるコメントも、豪メディアでは取り上げなかった。

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