2002年12月 4日(水)

【噂のゴシップ】[社会]


浮気男の甘い言葉に要注意

香港で出稼ぎしていた時に知り合ったニュージーランド人男性と結婚したインドネシア人のアリスティヤは、新婚当初から暗雲が立ちこめていたと振り返る。

夫と知り合ったころ、実は香港人女性の妻がいた。しかし、「妻との関係は修復不可能で、離婚するから問題ない」との甘いささやきに同棲を始めた。

やがて子供も産まれたが、ちょうどその頃、就労ビザが切れて不法滞在していることが入国管理局にばれてしまい、香港から強制送還されることになった。仕事で忙しい夫は赤ちゃんの面倒まで見れないと言う。しかし、赤ん坊には出生証明書といったものが1枚もないと不安を告げると、「ちゃんと申請するから心配することないよ」「いったん国に戻って、それからまた家族で一緒に暮らせるよう頑張ろう」との夫の言葉を信じ、アリスティヤは子供を連れて香港を後にした。

 帰国して間もない頃は、夫と連絡をうまく取りあっていたものの、次第に連絡が取れなくなった。不審に思ったアリスティヤは、夫がほかの女性と同棲していることを突き止めた。夫の浮気性と無責任さに怒りをぶつける場もないが、それ以上にアリスティヤを今悩ませているのは、インドネシア人国籍を持っていない子供(3)の滞在延長のために毎月20万ルピアを支払う余裕がなく、そのため子供が国外追放の危機にさらされているということだ。(メディア・インドネシア)

失恋の思い出の品選び?

失業中のヘンドリ(21)は、自宅近くに住む美人で評判の会社員イルマさん(19)に恋してしまった。あらゆる手段で気を引こうとしたが、結局イルマさんからは「友達以上の付き合いをする気はない」と交際を断られた。

だが、あきらめきれないヘンドリは、イルマさんの留守中、彼女の下宿の屋根をよじ登り天井から部屋に侵入。暗やみの中、衣装ダンスの中を手探りし、ブラジャー1枚とカセットテープ1つを手にしたヘンドリは、言い表しようのない満足感とともに帰宅した。

しかし翌日、警察により盗みのかどであえなく御用に。公判で判事が盗みを働いた理由を尋ねると、思い出にしたかったとのこと。「なげかわしいなあ」という判事の感想に、聴衆からは笑いがもれ始め、「どうしてパンツじゃなくてブラジャーを盗んだか」と聞いた判事に、ヘンドリは「ブラジャーは、イルマさんの心に一番近いところにつけられているから」。率直な返答に公判は大爆笑となった。このヘンドリに下った判決は、懲役1年。失恋が想像以上に苦い思い出になってしまったようだ。(テンポ)

人間違いで、ひん死の重傷

 ルビ君(18)はその日、友人3人と隣村をぶらついていたところを突然、村の若者グループに襲われた。この突然の襲撃で、ルビ君は手の親指が切断され、首の肉がえぐれるほどの深い傷を負い気絶。一方、若者たちは瞬く間に姿を消してしまったという。

その後、警察の調べでルビ君を襲った若者グループは、仲間が村のある若者に金をゆすられたことに対し、復しゅうをはらそうと乗り込んできたということが判明。

運悪く、偶然そこにいたルビを村の若者と勘違いして襲ったのだ。何の罪もないルビが事件に巻き込まれたということで、ルビ君の村の住民を巻き込んでの対立紛争に発展しかねない状況に陥ったが、地元警察が何とか村民たちの怒りを鎮め、村同士の対決は避けることができたそうだ。

のどかで治安の良さそうなイメージのある村落生活も、時間と場所を一歩間違えれば、危険な目に遭うことに変わりはないようだ。(コンパス)

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