娘が妊娠！父親？

東ジャワ州ルマジャン県に住むミスジョヨさん（39）は10年前、未亡人となっていたスルティニさん（40）と結婚した。彼女にはすでに２人の娘がおり、何のいさかいもなく平穏に暮らしていた。

ミスジョヨさんはスルティニさんに毎晩、夫婦の営みをするようと懇願。しかし、スルティニさんは疲労が溜まっていたため拒否し続けた。

不満と欲求が溜まっていたミスジョヨさんは、何と20歳になる義理の娘スリスさんを口説き始めた。スリスさんは「そんなことできない」と断ったが、ある日口説き落とされてスルティニさんが出かけている間を見計らって関係を持ってしまった。

飽きっぽいミスジョヨさんは驚いたことにスリスさんの妹マルニ（17）にも興味を持ち始め、口説き落とした。その後、ミスジョヨさんは２人の義理の娘をかわいがり始め、妻の前でもキスをするなどしたため、スルティニさんは不審に思い始めた。

スルティニさんはある日、スリスさんのお腹が大きくなり始めたことに気づく。彼女を問いただすと義理の父と関係を持ったことを認め、すでに８カ月になると言う。また、マルニさんのお腹もふくらんでおり、２人同時に妊娠したことが判明。驚嘆したスルティニさんは２人に理由を詰問すると、「ミスジョヨさんがあまりにかわいそうだったから」と説明したそうだ。

スルティニさんはすぐに警察に通報。夫のミスジョヨさんは姦通罪で逮捕された。２人の娘の子供は今どうなったか分かっていない。（ポスコタ）

警察内の不審な電話

インドネシア国内では治安が悪化しているが、これを取り締まる警察も犯罪の標的になっているようだ。

西ジャワ州チレボン市警察のシスワンディ署長の携帯電話にある日、一本の電話が入った。電話主はヒレプ刑事部長。ジャカルタの国家警察本部のある幹部の携帯電話に掛け、すぐにある銀行口座に5,000万ルピアを振り込むよう求めた。この際、同部長は幹部の番号を教えた後、電話を切った。同署長はヒレプ同部長をよく知っており、声も違ったことから不審に思い、かかってきた電話にかけ直して問い詰めたところ、突然切られたという。国家警察からの番号リストを調べると、教えられた幹部の番号は異なっており、ウソと判明した。

同署長によると、このほか複数の警官や公務員、その家族らに同様の手口で電話がかかり、ジャカルタの警察幹部の銀行口座にカネを振り込むよう要求。ある警察幹部はこの電話を信じて１億ルピア余りを振り込んでしまった者もいるという。（コンパス）

火あぶりの刑を免れたどろぼう

ハンサムなユリス氏（27）はある日、中部ジャワ州ソロのスレンガン出身のアニクさんと知り会い、「恋」に落ちた。ユリス氏はアニクさんの気を引くため、貴金属を将来買ってあげることを約束。アニクさんはこの言葉を信じて、ユリス氏と結婚することを決意した。ユリス氏は結婚証明書作成で役所など各地を回らなければならないため二輪車が必要と説明。アニクさんは何の疑いもなく、二輪車を貸した。アニクさんはその日１日待ったが、ユリス氏は帰ってこず、そのまま逃亡。アニクさんは信じたユリス氏に失望し、悲しみの日々を送っていた。

しばらく経ったある日、アニクさんの父親は、墓地の近くで群衆が１人の青年を殴打している光景を目にした。殴られている青年の顔を見ると、なんとユリス氏。父親は二輪車を盗まれたことを思い出し、群衆に紛れ込んでそのことを問いただすと、群衆はさらに感情的になり、どこからかガソリンを持ってきてユリス氏に浴びせた。

ある１人が火を着けようとしたところ、運よく警察が来てユリス氏は救われた。警察署に連行されたユリス氏は事情聴取でこれまでに数回火あぶりになる羽目になったと告白。それでも幸運にも何とか逃げ延びてきたという。再び火あぶりになる危険性が高いため、今は刑務所の中で安全に暮らしているとか。（ポスコタ）

タクシー運転手を襲った男

タクシー運転手のアリさん（43）は南ジャカルタのガトット・スブロト通りからいつものようにお客を拾った。客の男性は30歳代で、中央ジャカルタのプリ・クンバガンに行くよう命じた。男性はよくしゃべり、アリさんとも話が弾んだ。

目的地に近づくと、男性は小便をしたくなったことから裏の道にいくよう求めた。アリさんは何の疑いもなく、命ぜられたままにタクシーを走らせた。

車を止めると、この男は突然うしろからアリさんの首に抱きついてきた。驚いたアリさんは懸命に拒否しようとしたが、男性の力は強く、手を払いのけることができない。ドアのカギを開けて逃げようとしたが失敗。ところが、偶然にも近くをパトロールしていた警官２人がタクシー内での異変に気づき、職務質問。アリさんは事情を話すと、この男は警察署に連行された。アリさんはホッとしたが、この男は２万9,000ルピアの料金を払わずに連れて行かれてしまったという。（コンパス）