2002年10月23日(水)

【噂のゴシップ】[社会]


元警察官、ドラキュラ行為で追放

東ジャワ州のバニュワンギに住む元警察官のジャノト(70)は、風変わりな趣味が災いして、引っ越してはその町内会から追い出されるということを繰り返している。ジャノトは引っ越しを終えると、20羽のニワトリを買い占めた。しかし、飼育している風でもなく、盛大なパーティーを開くわけでもない。

まず、ニワトリを捕まえて羽を抜き取ると、首にかみつきドラキュラのごとくニワトリの血を飲み干すというのである。ジャノトは前に住んでいた同県のロゴジャンピでも、同じ問題を起こして町内から追い出されていたことも突き止めた。

容疑をかけられたのは、村の寺院で供え物の金を盗んだ疑いをかけられたバワルナさん(45)、黒魔術を使って村人に災難をもたらしているという罪を着せられたピンダさんとリワットさんで、“判決”は村の大木に6週間縛り付けの刑というもの。

この騒がしさを聞きつけて集まってきた近隣の住人らの前で、マルダナは「これまで3人が犯した罪」の一部始終を語り、あげくの果てに3人に対し42日間大木に縛りつける刑を下してしまった。何とも不合理な判決であるが、伝統社会から追放されることを恐れた「容疑者」たちにとっては、まだ軽く思えたようだ。

すると、3人の容疑者は無実で、マルダナが独り芝居で慣習法を個人的憂さ晴らしの手段として悪用していたことが明るみになったという。そんなマルダナにはどんな刑が待っているのだろうか。(テンポ)

ダエンさんはその日、朝7時から仕事の予定が入っていたため、妻のヤナに朝早く起こしてくれと前日に頼んでおいた。しかし、目を覚ました時には11時40分と昼近く。おまけにズボンのポケットに入れておいたはずの給料5万ルピアが見当たらなかったため、妻に八つ当たりを始めた。

ババア呼ばわりまでされたヤナの脳裏に、ダエンさんの職場での不倫問題や若かった時に歩けなくなるほど殴る蹴るの暴行を受けた記憶がよみがえった。「そんな男にここまでののしられる筋合いはない」と逆ギレし、台所の出刃包丁を振り回し襲いかかったが、この騒ぎを聞きつけた近所の住民が駆けつけ2人を引き離したことから、最悪の事態には至らなかった。

長年連れ添ってきた夫婦の間には、見えないところで修復不可能な亀裂が入っていたようだ。(コンパス)

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