2002年 3月20日(水)

【噂のゴシップ】[社会]


ショーの賞金額ウソ発覚

東カリマンタン州シンカワン県でこのほど、オカマショーが開かれた。地元住民数百人が訪れて大盛況。観客は舞台の上で華やかに歩くオカマを見て楽しんだ。

ショーの最後には主催者が数人にベスト・ファッション賞などを与えた。この賞に輝いたレシタさんはカップと賞状、賞金を受け取り勝利に酔いしれていた。

ショーが終わり、観客も帰り始めたころ、レシタさんは賞金袋を開封。中には何と賞金額50万ルピアのはずが、たった3万ルピア!激怒したレシタさんは同じく賞を獲得した友人らに告げ、その場で主催者に対し抗議を始めた。もらったカップや賞状を主催者らに投げつけ、すぐに正式な賞金額を出すよう要求。しかし、主催者は資金不足のため支払いを拒否。レシタさんらはやむなく警察に通報。警察の仲介で、レシタさんは何とか20万ルピアをせしめたという。(コンパス)

麻薬と勘違い、女子高生の化粧パウダー

全国各地で麻薬汚染が広がっている中、西ジャワ州バンドン警察は麻薬一掃を図るため、市内のある高校に捜査のメスを入れた。警官は生徒一人ひとりのかばんの中までくまなく探し始めた。

この捜査でパニックに陥ったのはニナさん(16)。警察は彼女のかばんの中から白い封筒に入った白い粉を発見。彼女は泣きながら説明したが、警察は麻薬とほぼ断定した。彼女を職員室に連行し、警官の一人が白い粉末をなめると渋い!ほかの警官も試すと同様の味がしたという。

結局、白い粉末は麻薬ではなく、化粧パウダーと判明。ニナさんは当初から無実と主張していたが、外見からどうみても麻薬と見なされた。警官の一人は「あの状況で疑わない人がいるのか」と自己弁護。この学校の抜き打ち捜査では幸いにも麻薬は出てこなかったという。(コンパス)

小学校にゾウ侵入で試験延期

リアウ州シギンギ県のある村の小学校で朝礼の最中、突然ゾウ2頭が塀を破壊して校庭に侵入した。朝礼は中断、事態を知った地元住民らはゾウに襲われないよう児童らを教室の中などに避難させた。

住民はゾウを近くの森に帰らせようとしたが、巨体で暴れているため、なかなか近づけない。それでも何とか数時間後には森の中に帰還させたという。住民の一人いわく、「村周辺の森林は破壊が進み、ゾウがすみにくくなっているのでは」と。

この小学校ではこの日に試験が実施される予定だったが、この事件で試験は延期。またいつ暴徒化したゾウがやって来るか分からないため、試験の日取りは決まってないという。(コンパス)

オカマ強盗出現!

東カリマンタン州ポンティアナクで2人のオカマ強盗が出現した。東ジャワ州スラバヤ行きの船のチケットを探していたドンさんは港近くを歩いていた。しばらくすると、向こうからオカマ2人が現れ、突然5,000ルピアを要求。払いたくなかったが、襲われないために2,000ルピアだけを渡した。

オカマの1人はドンさんに抱きつき、もう1人はドンさんの腕に噛みつき、ズボンのポケットを物色した。ポケットには船代を含めた旅行費200万ルピアが入っており、これを見つけたオカマはすかさず札束を握りしめて逃亡した。

途方に暮れたドンさんは警察に駆け込んだ。警察はドンさんを連れて、オカマが出没する町外れに捜索に行ったが結局容疑者は発見できなかった。(コンパス)

国軍兵士近所の女性にちょっかい

中部ジャワ州ジョンバンに住むミナさんは美人であるゆえ、若者からよく求婚されたが、30歳になっても結婚しなかった。しかし、両親はある日、ミナさんのおなかが大きくなっていることに気づいた。病院に連れていくと妊娠していることが判明。相手を突き止めるため、両親は警察に通報した。

警察は付近に住み、ミナさんと接触したことのある若者10人の名簿をリストアップ。ミナさんにこれを見せ尋ねると、国軍兵士の男の名前を指さした。すぐに警察はこの男を事情聴取。しかし、男は犯行を否定したが、警察の厳しい追及で最後は白状した。

両親は男に対し憤慨したが、地方裁判所や宗教裁判所に訴えることはしなかった。この男に責任を全うさせ、生まれてくる子供のためだという。(ポス・コタ)

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