2002年 3月 6日(水)

【噂のゴシップ】[社会]


贈り物にシャンプーとモップ

ジャカルタ特別州政府庁舎にこのほど、市民50人がシャンプーやバケツ、モップを持って抗議に現れた。30億5,600万ルピアをかけて新築される予定の州政府庁舎の建設見直しを要求。特にサウナやジムなどの設置はまったく必要ないと強く主張した。

デモに参加した一人は、「議員の汚い考えをきれいにするため、清掃道具を贈呈しに来た」と述べ、新築費用を生活に苦しんでいる貧困層のために使うべきと声を荒げた。デモ隊は議員に直接贈呈するため面会を要求したが、議員である先生方は拒否。

仕方なく、州議会官房室に贈り物を渡し退散したという。しかし、これら贈り物が議員らに渡されたかどうかは分かっていない。(コンパス)

小包みに用心しすぎ?

爆弾の爆発事件が相次いだ昨年、小包みが爆発する事件も起きた。警察は見知らぬ小包みが送られてきたら、注意するよう警告していた。

そんな中、西ジャワ州ブカシに住むアグスさん宅に送り主が書かれていない小包みが到着。アグスさんの妻ワルダニさんによると、小包みが送られてくることはほとんどないため、不審に思った。そのためすぐに警察に通報。爆弾処理班が到着し、付近の住民が見守る中、自宅前の空き地で処理活動を始め、30分後に小包みを爆発させることに成功した。爆発された小包みの中を見ると、破損した鍋3つのほか、送り主と見られる名刺が入っていたが、ワルダニさんは名刺の人物とは面識がなかったという。

国内で爆弾事件が発生せず、小包みにも敏感にならなければ、得をしていたはずだったのだが……。 (コンパス)

浮気夫をネズミ取りで復しゅう

パプア州に住むシティーさんは夫の浮気に気付いていた。夫は毎晩ほかの女と遊んでいるため、夜遅くに帰宅する。復しゅう心がわき起こったシティーさんは寝る時に寝室以外のすべての電灯を消し、玄関先にネズミ取りを3つ仕掛けた。

その日の夜、夫はいつものように夜中に帰宅。暗い中玄関に差し掛かると、ネズミ取りに足がかかった。怒った夫はすぐに自分の荷物をまとめ、女のところに逃げていったという。

夫は逃げる前、シティーさんと一緒に経営していた市内の商店での売り上げなども女に使い込んでいた。資金繰りが厳しい中でも、3人の子供を持つシティーさんは商店の経営にいそしんでいる。

夫が去って行った今でも玄関口には寝る前にネズミ取りを仕掛けて、夫の出入りを禁じている。(コンパス)

オジェック運転手におぼれた外国人

北スマトラ州メダンのブラワン港に外国人が運転するオジェック(二輪タクシー)が出現した。運転手はトルコ国籍のムハンマド・アカン・アフメドさん(29)。

メダンに旅行で来たアフメドさんは、同港を走るオジェックを見て感激。早速、旅行資金を使って日本製の中古の二輪車を買い、昨年2月から同港の一画でオジェック業を始めた。

英会話はできるが、インドネシア語はあまりできないアフメドさんは、同港に到着した外国人らを中心に仕事をしていた。もちろん英語で「モーターサイクル・サービス、サー」などと声を掛け、同僚ともうまくやり売り上げもそこそこ。外国人客が来た場合には通訳を務める時もあったという。

しかし、観光査証(ビザ)で訪問し、超過滞在をしてしまったアフマドさん。最後は出入国法違反で捕まり、トルコへの強制送還を待っている。(雑誌テンポ)

2人の妻が大げんかで放火

東ジャワ州ジョンバンでの話。ドフィールさん(40)はある日、屋台で食事をしていると、19歳のウミさんと知り合った。ウミさんが妻よりもきれいだったため、一緒になりたいとの欲望が芽生えた。

しばらく付き合って妻のスミアさんに第2夫人がほしいと訴えたが却下された。そこで、ドフィールさんはウミさんと駆け落ち。スミアさんへの手紙には「ウミと結婚する。子供を頼む」とだけ書き置いた。1週間後に帰宅したドフィールさんは結婚証明書を持参。その日からウミさんも同居することになった。

「第1夫人」のスミアさんはもちろん嫉妬。ウミさんとは何かにつけて口けんか。ついにはウミさんがスアミさんの衣服に火をつけるまでにエスカレート。火に包まれながらもスアミさんはウミさんに応戦。2人が火に被われてるうちに、警察と消防が駆けつけ事態は収まった。

警察はウミさんを放火の疑いで逮捕。また、夫のドフィールさんも結婚証明書を偽造した疑いで捕まった。(ポス・コタ)

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