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2012年8月13日

第3回:言語、通貨の違いも問題なし。国際会計基準対応

通常のERPに対して、現地法人向けに機能を絞り、コストを抑えることができるのが「A.S.I.A. GP」だ。「A.S.I.A. GP」は複数の国の複数の法人が1つのシステムを利用する形を想定しており、「さまざまな言語で使える」(多言語)、「さまざまな通貨で処理ができる」(多通貨)、「さまざまな制度を吸収できる」(多基準)のが特徴。

「会計だけであれば、導入までの時間は2カ月程度。価格も欧米製のパッケージでは少なくとも1千万~2千万円の構築費がかかるところを、500万円前後から導入する事が可能です」。東洋ビジネスエンジニアリングが海外拠点を構えるタイや中国などアジア諸国を中心に、導入例は18カ国の260法人にのぼる。1社だけで10カ国以上で活用している企業もあるという。

「A.S.I.A. GP」が対応している言語は、日本語と英語、タイ語、中国語(繁体字)。例えば、中国語で作った伝票を日本語で出力するのも可能という。今後はベトナム語とインドネシア語など、ニーズの高い言語も追加する見通しだ。

「管理業務担当として採用されている人は英語ができる人は多いとはいえ、伝票のデータを入力するだけの単純作業に従事しているスタッフまで英語ができるとは限らない。そんなスタッフにも簡単に利用できる仕組みになっています」

レポートの出力は、日本や欧米、中国などの様式に合せることが可能だ。

通貨に関しては、会社の基準となる通貨を定義し、それ以外を外貨として扱う。アジアの通貨は為替レートの動きが激しい昨今では、売上高や利益がその日のレートによって変化してしまう。「A.S.I.A. GP」では、その日ごとにレートを適用するなど、細やかな管理も可能だ。

「A.S.I.A. GP」が基本としているのは、国際会計基準(IFRS)。国ごとに税率は異なるが、税の申告の際に数字を転記すれば済むように設計されているなど、煩雑な業務を効率的にこなせるよう工夫されている他、ユーザーの多いタイではVATの申告書出力に対応するなど現地制度への対応も進めている。

【情報提供】東洋ビジネスエンジニアリング株式会社web_buttom

記事一覧

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第3回:言語、通貨の違いも問題なし。国際会計基準対応(2012/08/13)
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