カンパサール

郊外を主戦場としており、小規模店もある。

価格は安いが、味はKFCと似ている。チキン系のメニューは、揚げたてを食べられるため満足感が得られる

郊外・地方で拡大する新興チェーン

2001年に福建省福州市で創業。中国国内の27省・自治区・直轄市に急拡大している。大都市の郊外や地方都市を中心に展開。メニューはケンタッキーフライドチキン（KFC）とほとんど同じだが、価格は半分ほど。中～低所得者層を主要顧客にしているとみられる。

【中国】UBC

黄色の看板で展開している

ソファがレトロな雰囲気を醸している

中高年が通うレトロ喫茶店

レトロな雰囲気が漂う台湾系チェーン。コーヒーのほか中華、洋食、デザート、酒類も扱う。店内は禁煙・喫煙エリアに分かれ、サラリーマンや中高年の利用が多い。店舗数は非公開だが、北京に100店以上、全国に約3,000店との情報もある。価格帯はやや高めで１人当たり70元ほどが相場。

【香港】オリバーズ・スーパー・サンドイッチ

品質重視の欧風カジュアルダイニング

欧州でいうカジュアルダイニングレストランという位置付けでチェーン展開。サンドイッチのほかに、ベイクドポテトやパスタなども提供している。店内はおしゃれで清潔感があり、BGMでジャズが流れる。緑のブランドロゴは、赤や金など派手な看板が多い香港では目立つ。

【香港】パシフィックコーヒー

同チェーンは2010年から中国本土にも積極展開。

コーズウェーベイのキングストン・ストリートにオープンした旗艦店は、限定メニューなどを提供して若年層を引き付けてい

若年層、本土客が集うおしゃれカフェ

中華・西洋文化を融合したメニューに特徴がある。コーヒー以外にもクロワッサンなどパンも充実。店内でWiFi（ワイファイ）が利用でき、学生やビジネス客に人気がある。中国本土客も多く訪れるため、旗艦店では中国人が好むバラの香りのカフェラテや中国の果実酒を取り入れたシャーベットなども提供。

【台湾】メイ・アンド・メイ（美而美）

高くて50台湾元（約185円）と庶民的な価格も人気の理由。

卵とハムを中華風クレープ生地で巻いた料理。醤油ベースの甘辛ソースなどを付けて食べる。25台湾元

朝食系ファストフードの代名詞

朝食を外で取る人が多い台湾には、主に午前中のみ営業する朝食専門店が多数ある。美而美はその代名詞的なチェーン。フランチャイズ展開もしており、店舗によってメニューにばらつきがあるが、サンドイッチやハンバーガーのほか、中華風クレープの蛋餅など、さまざまなメニューを提供。

【台湾】華莱士

入り口に扉がなく、ドリンクスタンドとカフェを合わせたような店舗

白を基調としたスタイリッシュな容器

低価格、白看板で店舗拡大

「コーヒー、ケーキ、パンの専門店」をキャッチコピーに、台湾全域に展開。テークアウト専門のドリンクスタンドの商品とほぼ同じ価格設定で安い。店内に入らなくても道路からメニューを見られる位置にカウンターがあり、気軽に入れる。台湾は赤や黄色の看板が多い中、外観は白で統一され、交差点の角に立地する店舗が多いこともブランド戦略とみられる。

【韓国】ロッテリア

24時間営業やデリバリーサービスも行っている。

韓国の代表的料理のプルコギを取り入れたローカライズバーガー。韓国国産牛を使い、ボリュームのある韓牛プルコギバーガーも人気。

プルコギバーガーに国民的支持

プルコギバーガーをはじめ、キムチバーガー、ライスバーガーなど韓国の味を生かしたメニューを提供。24時間営業やデリバリーサービスも行っている。店舗でプルコギバーガーを作る体験会も行うなど、ファンを増やし続けている。

【韓国】カフェベネ

落ち着いた雰囲気も特徴

ワッフルなどのデザートも人気

韓流スター起用でブランド強化

人気俳優のチャン・グンソクやソン・スンホンらをイメージキャラクターに起用したスターマーケティングでブランド力を強化した。店内は落ち着いた雰囲気で、待ち合わせや大学生が勉強をする場所としてよく使われる。このほどベーグル専門店、126ベーグルを開店した。