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アジア
2016年版アジアの石油化学工業
世界経済の激動に揉まれながらも力強い成長路線を歩んできたアジアの石油化学産業は、生産・需要ともに量的な拡大傾向を続けてきました。この成長市場に向けて、中東では再び大規模な新増設計画が進められており、アジア最大の胃袋となった中国でも、輸入の拡大を抑えるべく国内の新増設計画を推進しています。注目の中国は今後さらにどう動くのか、目が離せないアジア石化工業の現状をまとめました。
主なコンテンツ
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第1章 アジア石油化学工業の現況と将来
- 1.アジア諸国の経済成長
- 2.アジアの石化製品需給動向
- 3.アジアの地域別・国別石化製品生産能力と新増設計画(総括表)
- 4.アジアの石化製品企業別新増設計画
- 5.アジアの地域別・国別製油所能力と新増設計画
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第2章 アジア各国・地域の石油化学工業
各国ごとに以下の内容を収録しています。(※)- 1.経済指標および特色・発展史など
- 2.主要石油化学製品の生産能力と新増設計画
- 3.石油化学製品の需給動向
- 4.主要都市および石油化学基地配置図
- 5.石油化学コンプレックスフロー図
- 6.コンビナートの現況と原料手当状況
- 7.製油所能力と新増設計画
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第3章 日本とアジア諸国との石油化学製品輸出入関係
各対象製品について、日本と対象20カ国との貿易関係を収録します。- 1.アジア諸国の製品別・国別石油化学製品輸出一覧
- 2.アジア諸国の国別・製品別石油化学製品輸出入状況
収録対象国・地域および対象品目
<1>対象国および地域
韓国、台湾、中国、香港、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、インド、パキスタン、サウジアラビア、バーレーン、カタール、クウェート、イラン、トルコ、イスラエル、アラブ首長国連邦
<2>対象製品
エチレン、プロピレン、LDPE、LLDPE、HDPE、PP、VCM、PVC、SM、PS、ABS樹脂、BTX、パラキシレン、PTA、DMT、EG、AN、カプロラクタム、合成ゴム、エンプラほか、その他中間原料各種、合成繊維
※ただし韓国および台湾については
・主要財閥系列・グループ関係の紹介
・主要企業の業績ランキング
・企業別石油化学製品生産能力と新増設計画などについても詳しくまとめています。
※さらに中国については、SINOPECとCNPC傘下企業のリストや業績なども収録します。