2017年9月は食品や飲食業の動きを伝える記事が多く読まれました。日本食店が多いタイに関しては、外食産業見本市に日系多数が出展したほか、日系大手が大型投資を発表するなど動きが活発です。
鉄道関連は1位、5位、6位に入り高い関心が示されました。日本も参画するインドシアの準高速鉄道や、日本の大手商社が車両供給を目指すフィリピンの軽量高速鉄道に関する記事も読まれました。
中国のエコカー政策は世界的に大きな影響を与えることもあり、ガソリン車の販売停止計画の記事や、EV充電スタンドの赤字が深刻になっていることを伝える記事にもアクセスがありました。
記事一覧
- 第1位【インドネシア】中国主導の高速鉄道、在来線活用に転換も
- 第2位【タイ】首都圏の日本食店が初の減少 地方は千店突破、全国で2%増
- 第3位【中国】エコカーの製販義務19年から クレジット制導入へ、政府発表
- 第4位【香港】モスフード、香港で新業態 2年内の開業検討、店数も倍増へ
- 第5位【フィリピン】鉄道整備の大型3案件が始動 首都地下鉄など、総額1.4兆円
- 第6位【インド】高速鉄道に1千億円の円借款 安倍首相、起工式に出席
- 第7位【ミャンマー】味の素、ティラワ工場竣工式 20年に600人規模へ拡大目指す
- 第8位【シンガポール】ビアードパパ、域内初の直営店 新商品開発や人材育成に活用
- 第9位【台湾】日本の駅弁が海外初の常設店 姫路の老舗、10月に台北駅で開業
- 第10位【韓国】ヱビスが韓国に本格進出 サッポロ、輸入ビール需要に対応
インドネシア政府が、首都ジャカルタと西ジャワ州バンドンを結ぶ高速鉄道事業に関して、新線の敷設を断念し、国鉄クレタ・アピ・インドネシア(KAI)の在来線を活用する方向に傾いていることが分かった。土地……
日本貿易振興機構(ジェトロ)バンコク事務所は5日、2017年度のバンコク首都圏の日本食レストラン数が前年度比0.8%減の1,739店だったと発表した。09年の調査開始以降で初めて減少した。タイ全体では……
中国の工業情報省(工情省)、財政省など中央政府5部門は28日、乗用車の製造企業または輸入企業に対して一定比率のエコカーを取り扱うよう義務付ける規定を正式に発表した。エコカーの種類や性能によって……
モスバーガーを展開するモスフードサービスが、パテやバンズにこだわったグルメバーガーとアルコール類を提供する店舗の香港出店を検討している。「モスバーガー」「モスカフェ」に続く3つ目の業態で、2年以内……
フィリピンの運輸省は、マニラ首都圏とその近郊の鉄道を整備する大型の3案件を始動する。ドゥテルテ大統領が議長を務める、経済社会開発に関する最高意思決定機関である国家経済開発庁(NEDA)ボード会合……
日本政府は14日、インド政府と合計1,900億円の円借款などに関する書簡を交換した。日本の新幹線方式を導入する西部マハラシュトラ州ムンバイ~西部グジャラート州アーメダバードの高速鉄道整備計画には……
味の素は19日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンの南東郊外にあるティラワ経済特区(SEZ)で新たに建設した、生産工場の竣工式を開いた。うま味調味料「味の素」の包装、生産を行い、将来的に国内全域で……
永谷園傘下の麦の穂(大阪市北区)は21日、シュークリーム専門店「ビアードパパ」の東南アジア初の直営店をシンガポールにオープンした。新商品の開発・販売や現地人材の育成研修も行う旗艦店と位置付ける……
駅弁や会席料理の製造・販売の老舗で、2018年に創業130周年を迎えるまねき食品(兵庫県姫路市)は、弁当販売店と定食店の両形態で台湾に初進出する。日本の駅弁店が海外で常設出店するのは初めて。10月に……
サッポロホールディングス(東京都渋谷区)は7日、高級ビールの「ヱビス」を韓国で発売したと発表した。海外への本格的な輸出は今回が初めて。韓国では輸入ビールの販売が伸び、飲食に対する高級志向も高まって……