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台湾総統選、頼清徳氏が当選

民進党政権継続、中国圧力強化か

4年に一度の台湾総統選は13日、投票が行われ、即日開票の結果、与党、民主進歩党(民進党)の頼清徳副総統(64)が最大野党、国民党の侯友宜・新北市長(66)、野党、台湾民衆党の柯文哲・前台北市長(64)の二人を破り、初当選した。台湾では初の政権交代が実現した2000年以降、2期(8年)ごとに政権交代を繰り返してきたが、同一の政党が3期連続で政権を担うのは初めて。中国は「台湾問題は中国の内政」とする談話を発表。経済、軍事面で台湾への圧力を強めると指摘されており、緊張が高まる恐れがある。