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【年始特集】今年最大のリスクは消費低迷

不穏な国際情勢、物価上昇も懸念

NNAが実施したアジア太平洋地域に進出する日系企業の駐在員を対象としたアンケートで、2024年の景気を占う上でのリスクを尋ねたところ、「消費の低迷」が最も多かった。世界2位の経済規模を誇る中国(本土)の景気低迷などが響いている。2位は「国際情勢の動向」で、台湾の総統選を前に中台間で緊張が高まっていることなどが背景にあるようだ。3位は「物価の上昇」だった。