NNA ASIA

第3波衰えず、累計25万人超

デルタ株の拡大で重症患者が急増

タイでは、今年3月下旬に発生した新型コロナウイルス感染症の第3波が猛威を振るっている。現在も1日当たり2,000~5,000人規模の新規感染者が確認されており、累計の感染者は25万人を突破した。特に首都バンコクでは、インドで初めて特定された、感染力が強い変異株「デルタ株」の感染が拡大しており、若年層の感染や重症化するケースが増えていることから、医療機関は引き続き感染予防策を徹底するよう呼び掛けている。