NNA ASIA

11月物価上昇率は6.0%、食品の伸びが鈍化

フィリピン統計庁(PSA)は5日、2018年11月の消費者物価指数(CPI、12年=100)が前年同月比6.0%上昇の119.6だったと発表した。上昇率は前月から0.7ポイント低下し、7月の5.7%以来の水準となった。食品の伸び率が2カ月連続で鈍化した。CPIは前月からは0.2ポイント低下し、1年半ぶりに前月比マイナスに転じた。政府はインフレ抑制策が奏功したと強調するが、アナリストは10月以降の原油価格下落の影響と指摘する。