タイリスク講座2024~25
タイでは例年、雨季後半に降水量が多くなる。2024年は4月までエルニーニョ現象の影響が残り過去7年でもっとも降水量が少なかったが、雨季入りした5月以降は豪雨が続いたため、北部などを中心に各地で洪水が発生している他、一部の大型ダムの貯水量も高まっている状況である。雨季は10月中旬まで続くと予測される中、本稿では、大雨に伴う水害の形態ごとに、水害リスクに対して企業が講じるべき対策について解説する。
タイでは例年、雨季後半に降水量が多くなる。2024年は4月までエルニーニョ現象の影響が残り過去7年でもっとも降水量が少なかったが、雨季入りした5月以降は豪雨が続いたため、北部などを中心に各地で洪水が発生している他、一部の大型ダムの貯水量も高まっている状況である。雨季は10月中旬まで続くと予測される中、本稿では、大雨に伴う水害の形態ごとに、水害リスクに対して企業が講じるべき対策について解説する。