NNA_kanpasar_vol.18 page 8/24
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NNA_kanpasar_vol.18
8 KANPASARエコノミーライス進化するアジアのフードコート日本の従来型SCに入居しているフードコートの多くは、「安さ」を前面に打ち出した画一的な印象が否めない。一方アジアでは、フードコートでの食事を目的にSCに来店する人も少なくない。「安さ」だけではなく、おいしく、楽しく、便利に─。日本の一歩先を行くアジアのフードコートを紹介する。取材協力/ GreenCreateMalaysiaフパービドリリオパンブモリーッルクのローカルフードおかゆ香港料理ドリンクローカルフード台湾料理↑正面入口韓国料理デザートー手洗いー食器ベーカリーベジタリアンエスカレーター↓日本料理ローカルヌードル鉄板焼中華スープレストランレストランレストラン西洋料理中華スイーツ行列ができる店人気店「EXPRESS TEPPAN YAKI」エコノミーライスご飯に好きなおかずを2~3品注文して会計するエコノミーライス。値段は5~15リンギ(約175~530円)程度とお手頃各種専門コーナーフルーツやローカルデザート、ドリンクの専門コーナーもエリアの中央に併設されている利用者に聞くソペキン・クロエさん26歳(会社員)Q:いつも誰とフードコートに来ますか?A:近くで働いているので、同僚などと来ることが多い。Q:滞在時間は?A:1時間程度。Q:お気入りのメニューは?A:ローカルヌードルの「アッサムラクサ」をよく食べる。Q:1回当たりの予算は?A:飲み物と併せて平均15リンギ(約530円)くらい。Q:このSCを利用した感想は?A:食事のついでに買い物などを済ませることもでき、便利。観光客からアッパークラスのビジネスマンや家族連れまで、幅広い層から支持されるフードリパブリック。利用者は1日平均5,000~7,000人に達する。店ごとに現金で支払って自分でテーブルに運び、食べ終わったら清掃スタッフが片付けてくれるシステムだ。マレーシアには手で食べるメニューも多くあるため、フードコート内に手洗い場があるのが一般的。ベビーチェアも常備してあるマレーシアではハラル仕様が基本のため、酢豚や飲茶などもすべてチキンで代用し、ハラル証明書も提示しているSingaporeラオパサ日本料理「一番ラーメン」ラーメンのほかにも、天ぷらや焼きそば、サラダなど豊富なメニューがそろう。テイクアウト可能なチキンカツ弁当も?基本情報名前フードリパブリック所在地クアラルンプールのパビリオンモール地下1階営業時間10~22時総店舗数28店運営会社Bread Talk Group Limitedローカルの定番人気店「YONG TAU FOO JASON」Mugiho Bakersが手がける日本発ブランドのベーカリー「MugihoBoulangerie」(右)とスイーツ店「Delicius Pasticceria」(広さは2店合わせて約500平方米)。リニューアル後の2014年7月にオープンし、1日平均来客数は約1,000人(2店合計)。ケーキを買うために、わざわざラオパサまで足を運ぶ人もいる人気店の代表格はローカル料理のヨントーフ(醸豆腐)が楽しめる「YONG TAU FOO JASON」。麺、種類が豊富なトッピングを自由に選べるのが人気の秘訣(ひけつ)だ。このほか、サンダーティーライス(ご飯の上に揚げ豆腐や野菜などを乗せて、緑茶をかけて食べる)専門店やインド料理店も、いつも行列ができるほど賑わっている店舗ごとに現金もしくは、チャージしたICカードで支払う。フードコート内にある機械でカードを購入でき、現金支払いより1割安くなるのがお得なポイントだ2014年6月にリニューアルした「ラオパサ」は、金融機関が集まる高層ビル群の中にある独立したホーカー(屋台)センター。昼はビジネスマンや観光客が多く、夜は観光客やローカル客が中心だ。店舗数はリニューアル後、以前の90店から54店に減少したが、その分、客席は約460席増えて現在の2,500席となった?基本情報名前ラオパサ所在地シェントン・ウェイ営業時間24時間(深夜に閉店する店も)総店舗数54店運営会社Kopitiam Investment Pte Limited利用者に聞くシンガポーリアンの家族連れ&友人グループQ:利用頻度は?A:あまり頻繁ではないが、今日は海外から友人が来たので連れてきた。いろいろな味を同時に楽しめるのが良い。Q:滞在時間は?A:1時間くらい。Q:お気入りのメニューは?A:サテーやバナナの葉に包んで蒸した魚料理がオススメ。Q:1回当たりの予算は?A:大人4人で合計50Sドル(約4,500円)。Q:利用した感想は?A:観光地であることもあり、他のホーカーより2割ぐらい値段が高いのが難点。でも特別な日には良いかもしれない。