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フーミー3火力発電所が操業10周年:双日などのIPP事業

双日や九州電力などが参画する南部バリアブンタウ省のフーミー3火力発電所が操業10周年を迎えた。国内電力供給の4%を担う大型発電所で、独立発電事業者(IPP)プロジェクトとしてベトナムでは外資初の事業。3月28日にブンタウ市で記念式典が行われ、ベトナム政府からその貢献に対して功労賞が贈られた。

発電所を運営するフーミー3BOTパワーのドゥ・バー・カイン社長は式典のあいさつで、「操業から関係機関、参画企業、従業員が一体となり、安全で安定的な稼働を達成できた」と10年を振り返った。政府から「セカンド・レベル・レイバーメダル」を贈られたことについては、「努力と成果を評価され感無量」とし、「今後もベトナム経済の成長を下支えすべく、安定運転に努める」と意気込みを述べた。

フーミー3には双日と九州電力のほか、英BP、シンガポールのセムコープ・ユーティリティーズが参画。BOT(建設・運営・譲渡)方式の案件で、投資認可額は4億1,285万米ドル(約424億円)に上る。出力は71万6,800キロワット(kW)で、国内電力供給の4%に相当。操業10年で約470億キロワット時(kWh)を供給した。燃料はブンタウ沖のナムコンソン・ガス田からパイプラインを通して供給されており、非常時の代替燃料として軽油も貯蔵している。

フーミー3BOTパワーは社会貢献活動(CSR)にも注力しており、これまで病院、学校、交通安全などの分野でチャリティー活動を行ってきた。今回の式典では、45億ドン(21万米ドル)相当の移動診療所をバリアブンタウ省に寄贈した。

双日はベトナムでほかに、タイビン第2火力発電所(北部タイビン省、2016年稼働予定)とオモン第1火力発電所(南部カントー市、15年稼働予定)の建設案件にも関わっている。発電所以外では、工業団地、港湾、物流、飼料、食品卸など幅広い分野で事業を行っている。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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