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シャープが巡回修理強化、車両10台を投入

シャープはインドネシアの都市部以外での地方巡回修理サービスを強化する。2011年からバスで全国を回ってサービスを展開してきたが、このほど道路インフラが整備されていない地域で高い機動性を発揮する大型トラックを導入。向こう2年で車両を10台まで増やす計画で、地方部でのさらなる顧客基盤の強化を図る考えだ。

インドネシア法人のシャープ・エレクトロニクス・インドネシア(SEID)は24日、「移動式サービスステーション」による地方市場の開拓戦略を発表した。訪問先での修理は無料、パーツ交換も通常価格より安く抑える。

同様のサービスを提供しているのは、シャープ・グループの中ではインドネシアだけで、同国に参入している他の家電メーカーでも実施していないという。

シャープのインドネシアでの売上比率はジャカルタが2割、それ以外が残りを占める。家電量販店が多いジャカルタと異なり、地方部では個人経営の家電販売店が消費者にとって主要な購入チャンネルだ。SEIDは、個人販売店と提携し、サービスステーションでの修理と、販売店による販促イベントを共同で実施。消費者に新製品を紹介したり、ブランド認知度を高めたりする機会として活用している。

■広い国土、空白まだ多い

シャープは全国に382カ所のサービス拠点を持ち、680人を配置。拠点ネットワーク数は業界で突出した規模を誇る。ただ、広大な国土にはカバーしきれていない空白地域がまだまだあるとの認識だ。SEIDの糸井克己シニア・ゼネラル・マネジャーは、「地方では繁華街に出るだけで10時間かかる不便な地域もある。われわれが消費者のいる所へどんどん出向いていく」と、サービスを今後も拡充していく意向を示した。

11年に開始した大型バスによる全国巡回サービスは、今年5月までにスマトラ島、スラウェシ島、カリマンタン島など全国117カ所、全長14万4,000キロメートルを走った。12年5月には2台目のバスを投入し、ジャワ島、スマトラ島など11万7,000キロを走破している。

シャープはインドネシアではこのほか、スマートフォンを通じて迅速なアフターサービスを提供するアプリケーションを導入するなど、顧客満足度の向上に取り組んでいる。


関連国・地域: インドネシア日本
関連業種: 自動車・二輪車電機サービス

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