三菱自動車は、ベトナムで今月発売した新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「デスティネーター」を、主力の多目的車(MPV)「エクスパンダー」と小型SUV「エクスフォース」に続く同国での「第三の柱」と位置づけ販売を強化する。SUVの走行性能とMPVの空間性を両立した独自のセグメントとして市場を開拓する方針だ。地場電気自動車(EV)メーカービンファストの台頭で市場構造が大きく変わるなか、ハイブリッド車(HV)とプラグインハイブリッド車(PHV)の導入を2026年度(26年4月~27年3月)以降から進める方針だ。現地法人三菱自動車ベトナムの柳川智樹社長がNNAに明らかにした。(聞き手=坂部哲生)