アラブ首長国連邦(UAE)ドバイ首長国への今年1~6月の海外直接投資(FDI)で、インドが上位10カ国に入った。ドバイの投資促進機関「ドバイFDI」の統計として、フィナンシャル・エクスプレス(電子版)が伝えた。
上位10カ国には他に米国、英国、サウジアラビアなどが名を連ねた。10カ国の投資件数は計83件、投資総額は42億米ドル(3,280億円)で、それぞれ全体の72%、93%に上る。
「ドバイFDI」のファハド・アル・ゲルガウィ最高経営責任者(CEO)は、欧米とアジアを結ぶドバイの地理的優位性を指摘。「地域の中核拠点としてのドバイの成長機会を認識する企業が世界的に増えている」と述べ、新規案件の伸びが目立つとした。
12年上半期の新規案件は対ドバイFDI全体の94%近くを占め、前年同期の88%から拡大。初めてドバイに投資する企業の割合は45%ほどに達している。
12年上半期の対ドバイFDIは全体で113社による計115件で、総額45億米ドルだった。
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