ドイツポスト傘下の国際物流大手DHLグループのDHLサプライチェーンは、インド国内での倉庫増設などに68億ルピー(約102億円)を投資する。タイムズ・オブ・インディア(電子版)などが伝えた。
DHLサプライチェーンは現在、国内50都市以上に100カ所を超える倉庫を保有。総面積は400万平方フィート(約37万2,000平方メートル)に達する。今回の投資を通じ、国内で500平方フィート程度の倉庫増設を行うほか、複数の顧客企業を支援するための大規模な倉庫スペース「マルチ・クライアント・サイト」を8カ所に設置する。8カ所は▽西部マハラシュトラ州ムンバイ▽北部ハリヤナ州グルガオン▽デリー▽南部カルナタカ州バンガロール▽西部マハラシュトラ州ナグプール▽南部タミルナド州チェンナイ▽東部の西ベンガル州コルカタ▽西部グジャラート州アーメダバード――。
このほか、今回の投資の一部は、先進技術を採用した車両の導入などを通じた輸送業務の増強にも充てる。
同社は2015年まで従業員を現在の5,000人から、2倍の1万人に増やす方針だ。
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