若者を中心に「エナジードリンク」が人気を集めている。毎日経済新聞が伝えた。
先駆けとなったのは2010年3月に発売されたロッテ七星飲料の「HOT6」。月売上高は今年1月の10億~15億ウォン(約6,900万~1億3,500万円)から8月には35億~40億ウォンに伸びている。コンビニエンスストアのGS25によると、6~8月の販売量は「コカ・コーラ」を超え、飲料部門トップだ。
HOT6の発売に続き、東西食品が海外から「RedBull」を輸入すると、ヘッテ飲料「ENERGI」や東亜大塚「XCOCAS」など韓国メーカーが相次ぎ参入。日本からはゼリータイプの製品も上陸した。KGC人参公社の場合は、紅参(高麗人参を蒸して乾燥させたもの)エキスに天然カフェインを加えた新商品で、健康面の差別化を図った。ほかにも世界大手が韓国発売を控えている。
韓国の市場規模は700億ウォン程度と推定される。ある調査会社によると、購入者は20代が41%、10代が23%、30代が21%を占める。カフェインやタウリンが含まれており、疲れをとり、頭をすっきりさせるとして人気だ。価格も1,000ウォンの低価格から4,000ウォンまで、選択の幅が広い。これまで飲料のトレンドの中心から外れていた男性の購入比率が7割を上回ることも特徴に挙げられる。
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