豪10月失業率3.7%に悪化、労働需給緩和か
豪政府統計局(ABS)が16日に発表した2023年10月の失業率(季節調整値)は、3.7%と前月から0.1ポイント上昇した。就業者数は5万5,000人増と予想以上に伸びたが、労働参加率が67%と0.2ポイント上昇したことが失業率の悪化に影響した。雇用市場の継続的な強さが浮き彫りとなった一方、過去18カ月の深刻な労働需給逼迫(ひっぱく)は緩和されてきたとの見方が出ている。
豪政府統計局(ABS)が16日に発表した2023年10月の失業率(季節調整値)は、3.7%と前月から0.1ポイント上昇した。就業者数は5万5,000人増と予想以上に伸びたが、労働参加率が67%と0.2ポイント上昇したことが失業率の悪化に影響した。雇用市場の継続的な強さが浮き彫りとなった一方、過去18カ月の深刻な労働需給逼迫(ひっぱく)は緩和されてきたとの見方が出ている。