オーストラリアの住宅価値総額が、８月に10兆豪ドル（約944兆円）の大台に回復したことが、調査会社コアロジックのデータで分かった。昨年６月に初めて10兆豪ドルを超えたが、今年１月以降は同水準を割り込んでいた。生活費高騰や高金利環境が続く中で、移民増加や供給不足を背景に住宅価格は３月以降4.9％上昇と予想外に伸びている。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー（ＡＦＲ）が伝えた。