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景気減速と物価高の懸念併存

観光や輸出低調、干ばつにも警戒

タイで7月の消費者物価指数(CPI)が発表され、インフレの懸念がいったん和らいだ一方、観光や輸出の回復が想定よりも遅く、景気減速の懸念が強まっている。また、物価については干ばつによる食品価格の上昇や、燃料価格が再び上昇するとの予想も出ており、タイ中央銀行(BOT)や当局は警戒を解いていない。観光や輸出については早期の中国経済の復調が待たれるところで、景気回復と利上げの兼ね合いも今後の焦点となる。

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