シンガポールの政府系投資会社GICの2023年3月末時点の運用利回り(米ドル建て、運用期間20年)は、物価変動の影響を除く実質ベースで年4.6%だった。世界経済の不確実性が高まる中、ポートフォリオ(資産の構成)を多様化していることが奏功し、15年3月末時点の4.9%以来8年ぶりの高水準となった。投資先としてはインフラ分野を重視。サステナビリティー(持続可能性)関連への投資も強化している。
シンガポールの政府系投資会社GICの2023年3月末時点の運用利回り(米ドル建て、運用期間20年)は、物価変動の影響を除く実質ベースで年4.6%だった。世界経済の不確実性が高まる中、ポートフォリオ(資産の構成)を多様化していることが奏功し、15年3月末時点の4.9%以来8年ぶりの高水準となった。投資先としてはインフラ分野を重視。サステナビリティー(持続可能性)関連への投資も強化している。