中国国家統計局は17日、2023年第2四半期(4~6月)の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率が前年同期比6.3%だったと発表した。成長率は23年第1四半期(1~3月)の4.5%から大きく拡大し、四半期としては21年第3四半期(7~9月)以降で最高となった。ただ高い成長率の背景には前年同期の低迷があり、足元の中国経済には数値が示すほどの力強さはない状況だ。とりわけ財消費の不振が足かせになっている。
中国国家統計局は17日、2023年第2四半期(4~6月)の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率が前年同期比6.3%だったと発表した。成長率は23年第1四半期(1~3月)の4.5%から大きく拡大し、四半期としては21年第3四半期(7~9月)以降で最高となった。ただ高い成長率の背景には前年同期の低迷があり、足元の中国経済には数値が示すほどの力強さはない状況だ。とりわけ財消費の不振が足かせになっている。