豪4月失業率は3.7%に悪化、利上げ圧力低下
豪政府統計局(ABS)が18日に発表した2023年4月の失業率(季節調整値)は、3.7%となり前月から0.2ポイント悪化した。ただ、過去数カ月は50年ぶりの低水準となっており、チャルマーズ財務相は「依然として非常に低水準」とした。先に発表された今年第1四半期(1~3月)の賃金上昇率は前期比0.8%とオーストラリア連邦準備銀行(RBA)の予想範囲内だったこともあり、市場ではRBAの来月の追加利上げ観測は弱まっている。
豪政府統計局(ABS)が18日に発表した2023年4月の失業率(季節調整値)は、3.7%となり前月から0.2ポイント悪化した。ただ、過去数カ月は50年ぶりの低水準となっており、チャルマーズ財務相は「依然として非常に低水準」とした。先に発表された今年第1四半期(1~3月)の賃金上昇率は前期比0.8%とオーストラリア連邦準備銀行(RBA)の予想範囲内だったこともあり、市場ではRBAの来月の追加利上げ観測は弱まっている。