マレーシア保健省は、健康なライフスタイルを促進するため減塩の重要性について啓発していくという。糖分の取り過ぎについては盛んに言われてきたが、減塩はわりと新しいアプローチなのではと思う。
というのも、マレーシアの地元料理は油分と甘みははっきり感じられるものの、塩気が足りないと感じることが多いためだ。華人の料理は特に顕著で、義母の作る家庭料理は塩気がほとんどない。食事に招かれるようになった当初は、正直しょうゆをかけたいと思うこともあったが、5年近い結婚生活で塩気のない味つけにもだいぶ慣れた。
塩気のない味つけが好まれていることを逆手に取る手もある。飲食店評価サイトで、華人から「Salty!(塩辛い)」と評されている店に行くと、比較的日本人にマッチした味つけであることが多いように思う。当地で飲食店を選ぶときはご参考に。(旗)
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