韓国完成車大手の現代自動車は8日、日本市場への再進出を正式発表した。2009年12月に撤退して以来、約12年ぶりとなる。まずは電気自動車(EV)「アイオニック5」と水素燃料電池車(FCV)「ネッソ」のゼロエミッション車(ZEV)を投入する。ショールームは持たず、独自のオンラインプラットフォームを通じて販売から試乗、決済までをワンストップで完結するスマートな販売体制を敷く。21年に「エコモビリティー会社」へのシフトを本格化させた現代自が、日本で新たな挑戦に乗り出した。【韓国・清水岳志、日本・古林由香】