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ワクチンバブルにほころび

16カ国の検疫強化、米国など

香港政府は16日、米国やオーストラリアなど16カ国に対する新型コロナウイルスのリスク指定を引き上げ、これらの国から入境する人への検疫を強化すると発表した。日本は対象に含まれていない。政府はワクチン接種済み者に対してコロナ対策の規制を緩和する「ワクチンバブル」戦略を推進し、海外との往来を正常化させていく方針だったが、ワクチン接種率が高い米国などでも感染力の強いデルタ株の感染が拡大したことで、戦略にほころびが見えている。

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