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【韓国モビリティー】路線バスもエコで脱炭素貢献

商用車で進む電動化の波(上)

温暖化ガス削減の鍵となる自動車の電動化は、乗用車よりも商用車で進んでいる。自治体が中心となり、路線バスでの電気自動車(EV)の導入も相次ぐ。国内最大手・現代自動車を中堅メーカーが猛追する一方、価格競争力を武器に中国製バスも攻勢に出てきた。温暖化ガス排出量を実質ゼロにする「炭素中立(カーボンニュートラル)」実現には、バスやトラックなど大型車両の長期的な低炭素化が欠かせない。韓国における商用車の電動化の現状と課題に迫る。【清水岳志】