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政府系不動産大手、資産運用と開発部門分離

シンガポールの政府系不動産開発会社キャピタランドは22日、組織再編を実施し、投資運用部門と不動産開発部門を分離すると発表した。投資運用事業を集約・統合することで、運用資産残高が不動産投資運用会社としてはアジア地域で最大規模となる。不動産開発部門は株式を非公開化。不動産開発が成長エンジンだった従来の企業体質から転換し、事業資産が身軽な「アセットライト」化を進めるとともに手数料収入の最大化を狙う。