豪政府統計局（ＡＢＳ）が24日に発表した2020年第４四半期（10～12月）の賃金価格指数（ＷＰＩ、季節調整値）は、前期に続き前年同期比で1.4％上昇と、伸び幅の過去最低が続いた。ただ、前期比では労働者の不足が国内で叫ばれる中、0.6％上昇となり、市場予測の２倍の伸びを示した。宿泊や飲食サービスの上昇率は前期比0.1％と、新型コロナウイルスの感染流行の影響がうかがえる結果となった。